エジプトのウォシュレット⁉️
エジプト(イスラム教徒が使う)のトイレは、
ミニシャワーのビデ(左)があります。
便器にノズルみたいなビデが付いてます。このノズル付き便器が今のスタンダード。便器のサイドに蛇口が付いているので、回します。
この2つ両方がなかったとしても必ずどちらかは付いています。
これがウォシュレットの役割を果たしています。
これはミニシャワーもノズルもなかった時代、洗い用にもう一つの便器が並んでました。今は少なくなってきています。
イスラム教徒は、特にお祈り前は水で清潔にしなければなりません。どんなに田舎でも洋式でなくても、水で流せる環境があります。
エジプト人が来日される時、ウォシュレットにとても感激されます。機能が素晴らしいことはもちろん、安心と。
昔、日本のウォシュレットをエジプトで普及できたら〜と考えた事があります。でも実際にこちらで生活して根付きにくい事が分かりました。
まず電気。エジプトは一般的にトイレ、バス、洗面が一つのスペースにあり、タイル貼りなので、水を流して掃除します。電気の差し込み位置や保護に気を付けなければなりません。まだ停電もたまに起こります。
次に水質。硬水で不純物が多いので、フィルター交換が欠かせません。
極め付けは、エジプト人実業家の方に相談したところ、今ある以上の機能が本当に必要なのか?と言われてしまいました(゚∀゚)
もちろん、日本のウォシュレットを使っているところはあります(^^)
普及しやすい環境だったら既に普及してますよね。
確かにエジプトのウォシュレットは手動なので壊れにくく、衛生的にも良い気がします。便器周辺やバスルームごと一気に水で洗い流せるので掃除しやすい(^^)
一番感じた事は、イスラム教徒の生活習慣には古くから単純なものだけどウォシュレットなるものがあったという事です。